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劇画ブームってのがあって幼児少年が読む漫画じゃない!大人が読むに足るエンターテイメントとして漫画から決別して劇画を描こうというブームが昭和60年後期からあった。
手塚や石ノ森を含む大勢の作家は高年齢をターゲットにした方が作品テーマや表現も凝ったものが作れるし世間の評価も高いので劇画の方向へ移っていった。
もし藤子不二雄が良質の低年齢向け漫画を書き続けなかったら世代間の断絶が起きて今日の漫画文化は無かったかもしれない。
そんな藤子不二雄でも大人向けの漫画を書いてみたかったんだろうね。それがSF短編集。志ん生の落語が好きだった影響が見てとれる。