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田中みな実、CMギャラ3000万円突破で「電通案件」に格上げ | Smart FLASH[光文社週刊誌]
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投稿日:2020.08.08 06:00
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「このところ、田中みな実に関するクライアントからの問い合わせが、日を追うごとに増えているんです」
そう話すのは、某大手広告代理店のCMキャスティング担当者だ。
「出演依頼やギャランティの額など、現在の契約状況に関する問い合わせがほとんどですが、『うちの社長と対談できないか』『自社パーティの司会を依頼したい』というものも。なかには、『一緒に飲めないか』というものまで(笑)。とにかく、注目度が高い」(同前・以下同)
すでに大ブレイクを果たし、テレビで彼女の姿を見ない日はないほどだが、ことCM出演についてはこれからが “本番” なのだという。
「テレビ番組での露出量を考えれば、CM出演も、まだまだ伸びる余地があります。また、ここへきて彼女の『インパクト』や『女性への訴求力』を評価する声が増えている、という背景もあります」
そんな話を裏づけるのが2020年7月に、某大手広告代理店が主要なクライアント約2000社を対象におこなったアンケート調査。その「CMに使いたいタレント」の女性部門で1位を獲得したのが、田中みな実なのだ。
「バラエティ女王の指原莉乃や、若手女優の注目株・浜辺美波、清原果耶らを抑えての1位ですから、価値は高いといえます。
もともと彼女はアンチが多いキャラで、CM業界では『アナウンサーとしてもタレントとしても中途半端』というイメージでしたが、2019年に出演した『オープンハウス』のCMで、評価が一変しました。
(略)
ただし、今の彼女が「CMに使いたいタレント」調査で1位に選ばれることは、ある程度予測されていたという。
「結果がわかっていたのなら、なぜこんな調査をおこなったのか? それは、田中みな実の『調整』のために、必要だったからでしょう」
■「調整」とは何か?
「あるタレントにクライアントから殺到するCMの出演依頼を、広告代理店最大手である電通が仕切り役となり、『調整』することをいいます。これは、『電通案件』ともいわれ、広告業界内だけで通じる隠語なんですよ」
「調整」が必要とされるのには、2つの理由があるという。
「まずは、出演料の適正価格を設定し、価格競争になることを防ぐこと。たとえば、ある社がどうしても田中みな実を使いたいからといって、札束攻勢をかける。その出演料があまりに高すぎると、すでに出演しているCMの企業や、ほかのタレントとの釣り合いが取れなくなってしまいます。
そしてもうひとつは、出演CMの “競合” を排除するため。“1業種1社” という、業界内の暗黙のルールがあるので、出演CMがかぶることのないよう、交通整理が必要なのです」
この「電通案件」の対象となるタレントは、最近では珍しいのだという。
「大谷翔平や大坂なおみ、渋野日向子などのスポーツ選手で『調整』が入るケースがありますが、タレントでは少ない。今後、対象になるのは、棋士の藤井聡太でしょう。
田中みな実が『電通案件』になったのは、ここへきて、CMタレントとして注目度が一気に上がったこと。そして、有名タレントや一流アスリートに比べれば、出演料がまだ安いという点が大きいでしょう」
■田中みな実のCM出演料は、いくらなのか。
「つい最近までは、年間契約で1500万円程度でしたが、倍額にランクアップしたようです。キリンビールのCMに出ていますが、あれは最初スポット契約だったものが、年間契約になるそうです。その出演料が、約3000万円といわれています」
3000万円クラスは、なかなかの “大物” だという。
「3000万円オーバーは、アスリートも含めて、女性では20名もいません。女優では桐谷美玲や広瀬すずが、どちらも3000万円クラスです」
(略)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。