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【宮藤官九郎さんにコロナ感染を謝罪させる異常で危険な日本社会】<感染症の拡大抑止には逆効果となり、実は非常に危険である> - 暇つぶし2ch2:Egg ★
20/04/25 18:28:04 LPr31PkZ9.net
■病人の周りの人に期待される「役割」とは…

 一方、病人を取り巻く人、例えば職場の同僚や上司には、カゼを引いた従業員に対して「カゼくらいで休むな、仕事に来い」と発病前の役割期待通りに振る舞うことを強要したり、「カゼなんか引くのは自己管理が悪いせいだ」と責任を問うたりしないことが期待されているということになる。

 これらの病人役割、病人を取り巻く人の役割を冷静に考えれば、新型コロナに感染した人が、感染前に期待されていた役割を全うできなくなったことについて謝罪する必要は全くないということ、さらに周囲の人が、感染した人に対して謝罪させるような空気を作ることや、感染してしまった責任を当人に負わせるべきではないことが容易に理解できるはずである。

 しかも新型コロナウイルスは非常に感染力の強い感染症だ。罹患者には、回復することが期待されているだけでなく、周囲に感染を拡大させないことが期待されている。

■休むことは危機管理に貢献すること

 拙著『病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ』(角川新書)でも述べたが、カゼであれ、インフルエンザであれ、もちろん新型コロナであれ、ヒトからヒトへ伝播してゆく感染症だ。そしてこれらは、検査によって確実に峻別することはできない。PCR検査によって陰性との結果が出ても、それが非感染の証明にはなり得ないことは、もはや周知の通りである。

 最近「カゼ症状があるなら、取りあえず受診して新型コロナではないかどうか診断してもらった上で、出勤するように」と会社の上司から指示されて受診する人が増えてきているが、その指示を出した者は管理者として失格だ。いかなるウイルスが原因であろうと有症状者には自宅安静、職場には来させないようにすることが、感染拡大抑止策であり危機管理というものだからだ。

 さらに管理者は、従業員が体調不良を隠すことなく訴えて休みを求めた場合には、肩身の狭い思いをさせることなく休めるよう配慮すべきであるし、従業員の休むという行為については、危機管理、組織防衛に貢献する極めて適切なものであると評価あるいは称賛することによって、他の従業員にも同様の認識を持つよう啓発すべきであろう。


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