20/04/05 13:24:40 jGzggjfe9.net
■演技力、音感、知性、ユーモア兼ね備えた“天才型”エンターテイナーの弱点は?
―この5年で主演やヒロインなどたくさんの作品に出演され、バラエティ番組にも絶えず出演されています。これだけ幅広く活躍出来ているのはなぜだと思いますか?
【和智茉璃奈】本人の努力は勿論ですが、芝居の表現、表情の豊かさ、瞬間的な表情の捉え方は天性だと思います。普段、モノマネや周りを笑わせるのも天才的ですし、リズム感も良くてダンスや歌もうまい。
楽器も覚えるし、言葉もよく知っています。表現者、エンターテイナーとして、あれくらいの天才性はなかなかいない。私もあらゆるタレントの方にお会いしましたが、一生に1人出会えるか、くらいの逸材だと感じています。
―それだけ何でもこなす才能があって、“弱点”はあるのでしょうか?
【和智茉璃奈】弱点ではないんですが、ものすごく芸事に真面目です。プレッシャーを感じていてもそれを見せない。平気なふりをするんですよ。
頂いた役に対しても、原作をしっかり読んでメイクも表情も全部研究して、深く深く考える。考え方が深すぎて真面目すぎて、それで自分を傷めないかが心配ですね。
―これだけたくさんの作品に出演されてきた中で、ターニングポイントはどこだったと思いますか?
【和智茉璃奈】まだまだ新人なので、ターニングポイントはこれからだと思います。出てきて5年。これまで、またお声がけしていただけるように、1つ1つ真摯に向き合ってきました。
これからも、1つ1つ丁寧にやっていくのみです。ずっとターニングポイントであって、ずっとターニングポイントではないのかもしれません。
■「橋本環奈がなんで小さい事務所にいるの?」と聞かれることも、杞憂に感じさせる信頼感
―1つ1つ、真摯に一緒に向き合ってくれる事務所さんは、高校生から所属している環奈さんにとって家族のような存在なのではないでしょうか?
【和智茉璃奈】マネジメントを引き受けた瞬間から、私たちの“想い”や“責任感”は家族と一緒です。
ただ親のように、家族のようになりたいと思うけど、やはり家族とは言えません。
なぜ橋本環奈が形成されたかというと、事務所の力ではなくて、お父さん、お母さんの力なんです。
お父さん、お母さんは本当に立派な方だから、ああいう子ができた。ご両親の信頼を頂いて、橋本家から環奈さんというお嬢さんを預かっている。
だからこそ、明確な筋道をもって、私たちは誠実に仕事と向き合っていかなければなりません。
環奈が家族だと思ってくれていたら、一生懸命やってきて良かったなと思えるし、嬉しい限りではありますが。
―高校生の頃とは違い、環奈さんが21歳になると交友関係も広がり、食事の場に行く機会も増えてくると思います。
そうなると心配事も増えてくるのではないでしょうか?
【和智茉璃奈】事務所としては、恋愛もお酒も問題ないですし、それくらい彼女を信用しています。
うるさく言わなくても、彼女自身が一番分かっている。でも環奈が20歳のとき、これからは社会人としていろんな責任があるんだ、
自分1人で責任をもって判断しなければならないことも増えてくんだと、そういう話をしました。
交友関係が広がって、お酒の場で役者同士がお互いの事務所の話もするかもしれません。
「なんで小さい事務所にいるの?」って聞かれることもある。実際にそう言われた時もあったみたいですが、1年経つと「環奈ちゃんの事務所って本当にいいよね」と言われて帰ってくる。
私たちとしては、他の方々に遜色ないように愛情を持って育てていくだけ。ただ今でも、うちの事務所を選んでくれている事にはとても感謝しています。