20/03/03 06:19:46 3EJbHYuV9.net
クラブは過失を認めて謝罪の意を示した
ドイツから耳を疑いたくなるニュースが飛び込んできた。
地元の全国大衆紙『BILD』などが伝えたのが、日曜日のブンデスリーガで起きた“事件”だ。
RBライプツィヒがバイヤー・レバークーゼンを本拠地に迎えた一戦で、すでに試合が始まっていたにも関わらず、日本人団体客20名がスタジアムからの退去を命じられたのである。
理由は「新型コロナウイルス感染の疑いがあるため」だ。
当事者である日本人観戦者によると、入場はなんら問題なくできたという。
だがキックオフから間もなくすると、スタジアムの保安担当者がやって来て、「日本人だな? コロナウイルス感染の疑いがある」と告げられ、開始10分で追い出されてしまったのだ。
翌月曜日、RBライプツィヒは迅速な行動に出る。内部調査をしたうえで、公式サイト上に謝罪を含めた説明文を掲載。要約したものが以下の文面だ。
「スタジアムの保安担当者はロベルト・コッホ研究所(ドイツ国内の感染対策機関)が定めたガイドラインに沿って行動しました。
それは、感染のリスクがある地域から来た人びとのグループをチェックする、というものです。大きなテーマに対して不安を抱えるなかで、
不幸にも今回、日本人のグループに対する解釈においてミステイクが起こってしまいました」
同クラブは深く陳謝するとともに、さらなる調査を進めて問題点を洗い出し、改善を図っていくと宣言。
そのうえで再度日本人団体客に連絡を取っている事実を明かし、今回の失態の穴埋めとして、次回のホームゲームに招待したいと記している。
差別反対をスローガンに掲げているRBライプツィヒがなぜ? 経緯がどうであれ、あまりにも配慮に欠けた仕打ちと言わざるを得ない。
ドイツでも日曜日の段階で129名の新型コロナウイルス感染者が報告され、16州のうち9州で感染者を出している。
疑心暗鬼になるのは分かるが、二度と起こってほしくない出来事である。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
3/3(火) 4:13配信