20/02/24 16:15:21 Yei8hoBe0.net
“ジャイアンデビュー”から13年…木村昴、声優キャリアを振り返る「最初は記念受験のつもりだった」
中学生の頃ですね。「何でもやってみよう」とトライできる年齢になった時期と、
『ドラえもん』のオーディションが重なって、「じゃあ」と受けてみることにしました。
何年後かに「実は昔、『ドラえもん』のオーディション受けたんだよ」とネタにできたらな、ぐらいの気持ちだったんです(笑)。
記念受験ぐらいの心持ちとはいえ、ドラえもんはちょっとビッグネーム過ぎるなってビビっちゃったんですよ(笑)。
テープオーディションだったので声を録音したMDを送ったんですけど、僕的にはもうそれでミッションコンプリートだったんですよね。
やりきったんですよ、僕的には。
何十年後かに『情熱大陸』で「実は俺ね、受けたんだよ。今やってる2代目の人たちには頑張って欲しいね!」って言う準備は整ったと(笑)。
もうオールクリアだったんですけど……。
二次審査はアフレコブースで受けるんですよ。行くと、ジャイアンを受けている選りすぐりの声優さんたちが順番を待っているんです。
それを見て「ちゃんとやらなきゃバチが当たる。記念受験なんて言ってらんねぇ!」と思って身が引き締まったのは覚えてますね。
とにかくやるだけやろう。じゃないと失礼だとは思ってました。
当時の僕の勝手な考えなんですけど、対等にやっているクルーなので「教えてください」っていうのも何か違うなって思っていたんですよ。
「はじめてだって思われたくない」っていう子どもの見栄もありましたし。
それに、正直高校生になるまで家にテレビがなかった家庭なので、声優さんのことも全く知らなくて。
だから、スネ夫役の関智一さんに「男同士、頑張りましょう」って言っちゃったんですよね。最大のミスですよ……(苦笑)。
でも、そんなとき背中が大きく見えたのが関さんなんですよ。
しばらくしてようやくいろいろ聞けるようになって「僕、何がダメですか? どうしたらいいですか?」って聞いてアドバイスをもらっていました。
だから未だに僕の師匠はスネ夫(関さん)なんですよね。
URLリンク(animeanime.jp)