20/02/24 06:42:54 xgNO5jdH9.net
国民的スター歌手だった佐良直美(75)の運命を変えた、1980年のいわゆる“レズ騒動”。お相手のキャッシー(69)が40年越しで明かす“秘恋”とは。
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本誌(「週刊新潮」)記者の前で、キャッシーは胸の内を語り始めた。
「いまはレズやゲイを隠さない時代でしょ。その意味で、私は日本でのカミングアウトの先駆者だったと思う。あの“告白”もありのままを話しただけなの」
80年5月19日の「アフタヌーンショー」(テレ朝系)で、彼女は佐良との関係を赤裸々に明かした。当時の佐良は、13年連続で紅白に出場するスター歌手だった。だが、キャッシーの告白以降、仕事が激減して87年に芸能界を去っている。タレントとして人気を博していたキャッシーも騒動後にハワイへと移住し、81年にプロレスラーのヒロ佐々木と結婚。表舞台から姿を消した。
今回、キャッシーが取材に応じた背景には、LGBTであることを公表している娘の存在があった。ネット上で母親について書かれた記事を発見した彼女は、その内容が母親の言い分と食い違っていることを知る。そこで娘は“真相”を伝えたいとユーチューブにチャンネルを開設したのだ。
キャッシーが続ける。
「高齢の両親と同居するため、日本に戻ったのは10年ほど前。騒動のことはすっかり忘れていたけど、日本ではいまだに“関係を暴露すると脅して、佐良さんにお金を請求したの?”って聞かれる。そんなことしてないから心外でね。本当のことを伝えたかった」
そもそも、ふたりは知人のタカラジェンヌの紹介で知り合い、まもなく佐良の実家で同棲を始めたという。「専用の電話や車のカプリも買ってくれた」が、蜜月は長く続かなかった。
“段ボール箱に隠れて”
「佐良さんからあるトラブルで責められたことがあってね。それを“彼”に話したのが騒動の始まり」
相談相手は芸能リポーターの故・梨元勝氏だった。
「梨元さんとはもともと仲が良くて、最初は相手の名前を告げずにそのことだけを伝えました。そうしたら、“相手は誰なの? 佐良さん?”と尋ねてきた。その時点で彼は私たちの関係を知っていたんです。私はウソがつけない性格なので“そうです”と。私から暴露話を持ち掛けたわけではありません。ただ、そこから根掘り葉掘り話を聞かれ、“テレビに出てみようよ”って誘われて……。あんな大ごとになるなんて考えもしなかった」
だが、芸能界を揺るがす騒動の渦中でも、ふたりの恋仲は続いていたという。
「佐良さんとはTVプロデューサーの石井ふく子先生の立会いのもとで話し合いをしました。佐良さんは怒らないどころか、私が石井先生のご自宅に匿(かくま)われている間も通ってきてくれた。記者の目を盗むために“段ボール箱に隠れて行く”と言われたことも。まるで日産のゴーンさんね。ハワイに行ってからも毎日、電話をしてました。でも、騒動の翌年に私から“もうこの関係はやめよう”と伝えたんです。それ以降、電話もかかってこなくなった。ただ、結婚する時は佐良さんにも報告しています。彼女は一瞬、言葉に詰まった後で“そうなんだ”って。これが私の知る事実です」
この件について石井氏は、
「ずいぶん昔の話だし、覚えていませんよ」
一方、佐良にも取材を申し込んだがこの件について語ることはなかった。
“真実”を知るのは当事者のみ。打ち明けるも、秘するも本人の思い次第だろう。
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