20/02/23 20:23:07 FMNlvFII9.net
プロ野球・広島東洋カープの公式戦チケット購入に必要な抽選券が23日、広島市南区のマツダスタジアムで配布された。新型コロナウイルスの感染予防のため、
球団側が来場者に「周りの人と距離を大きく(できれば2メートル以上)空けて」などと要請するなど厳戒態勢だったが、配布時間を約1時間半、前倒しするなどした結果、
ファンの列が滞留することはなく、大きな混乱はなかった。
◇今年は待ち時間ほとんどなく
初めてだった2019年は、4万枚の抽選券を求めて5万人以上が殺到。1キロ以上の行列ができたうえ、受け取れなかったファンが球団側に長時間抗議し、周辺の交通が一時
まひするなどの混乱が生じた。
そのため今回は20万枚以上の抽選券を用意し、配布時間も午前9時~午後4時に拡大。警備員100人態勢を敷き、入退場の動線を分けるなどの対策を取った。それでも
午前7時半ごろには約1000人が列を作ったため、球団側は急きょ、配布を前倒しして開始。この日は約4万6000人に券を渡したが、待ち時間はほとんどない状態だったという。
この日、訪れたファンのほとんどがマスクを着け、各所に設置されたアルコールで手を消毒する姿も目立った。友人10人とマスクを着けて並んだファン歴45年という
女性(50)は「コロナウイルスが怖いので悩んだが、どうしてもほしい席があったので来た。抽選券の枚数が増えたのでチケットを取れる確率は下がったが、
今年も当たってほしい」と話していた。
抽選券方式は、転売目的の悪質業者による指定席買い占めを防ぐために、19年から導入された。今回の当選者1200人は、28日正午に球団ホームページで結果が公表され、
3月1日から窓口で入場券を購入できる。【中島昭浩】
毎日新聞
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