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川崎市にある多文化交流施設に在日コリアンの虐殺を「宣言」する年賀状が届いた問題。
市や国に早急な対応を求めるキャンペーンに賛同していたモデルの水原希子さんは1月27日、「差別」をめぐる自らの意見をSNSに書き込み、「人間はみんな多種多様なんです」などと呼びかけた。
(中略)
■投げかけた「差別」への思い
同じ投稿で水原さんは、「差別」に関してこんな言葉を投げかけた。
「私はこの世界に生きているどんな方でも、差別や偏見を受けたり、経験した事があるのではないかと思います。性差別、人種差別、年齢差別、身分差別、階級差別、同性愛差別、体型差別、、、」
「言い出したらキリがありませんが、ほとんどの人が、悪意なく知らずの間に他者に対して偏見を持ったり、自分と他者を比較したりして、無意識に差別をしてしまっていたり、もしくはイジメやトラウマなど、自分が経験した心的外傷から生まれる差別や、政治や歴史的な側面から生まれる偏見、誤解、差別もあると思いますし、意図的に差別をしてしまう人もいると思います」
そして水原さんは「偏見や差別を受けた人はその相手を憎み、そしてまた差別が生まれ、差別が連鎖していく」ことを危惧。
差別や偏見を少しでもなくすため、そうした感情が自らに生まれたときに、「意識的に自覚する」ことや「一度相手の立場に立ってみる」ことに加え、さらに「知ること」が大切であると言及した。
「知らない事や知りたくない事があっても、それを遮断するのではなく、知ろうとする気持ちだったり、歩み寄る事で、今までの視点が変わって、 今まで見えなかった事や分からなかった事が少し分かる様になったり」
「意識的に自分の視野を広げていく事によって、物事を色んな角度から見る事が出来る様になって、誤解が解けたり、 偏見がなくなったりする事もあると思うのです」
■人間は、みんな多種多様
また、大前提として「誰かに嫌な事を言われたり、 されたりしても、それはあくまでもその相手、 個人の問題であって、それは絶対に人種やそのコミュニティー全般の問題ではない」とも指摘。
「特定の人種を否定するのは、絶対に違うし、理論的に間違っていると思います」と述べて、こう続けた。
「大切なのは、この地球に生きている同じ人類、 地球人として優しさと強さを持って今をしっかり生きていく事、そして前を向く事」とも語った水原さんは、自らが約25カ国を旅してきた経験に触れた。
「日本に住んでいても様々な考え方がある様に、世界にも様々な考え方や思想があって、同じ国や人種、 宗教に属していても、人間はみんな多種多様なんです」
そのうえで、「1人でも多くの人が、地球人として、助け合ったり、許し合ったり、寄り添ったりしていく」ことは「愛の連鎖」にもつながると指摘。
「みんなの意識でMore love Less hateな世界にして行きましょう!」と改めて呼びかけた。
(全文はソースでご確認下さい)
2020/01/27 6:30:05 GMT
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