20/01/24 16:26:16.71 B/KRTo/VO.net
>>1
(そもそもにおいて「電波芸者」の社会的機能は、本来なら未来のために国民間で真摯に議論されるべき課題に水をさし、
下らない俗情を刺激する話題へと話を逸らしたり煽ったりするスピン機能が最も重要な与えられた役割だと解せるが、
にわかに鐘や太鼓を打ち鳴らし始めたこの三浦なる人物の役割を改めて点検してみるとどうなるか)
この三浦なる自他ともに(?)国際政治学者を任じているらしい人物は、
いくら知能が低く能力的に手にあまる状態かも知れないとはいえ、
少なくとも、現在の国際場裏にあって喫緊の課題は米-イラン関係にあるのは間違いないのであって、
状況が改善しない中、そこを焦点化し続けない国際政治学者がいること自体、開いた口が塞がらない状態と言って良いだろう。
先日の中東訪問のような安倍首相の不十分な関与では、今後の日本経済に更なる暗雲が漂うことになる可能性はもはや低くない。
現に身近なところで、ガソリンは徐々にではあるが値上がりし続けているわけで、
たまたまトランプの弾劾裁判が重なって来たがゆえの一服状態とはいえ、
この裁判が一段落すれば、再びトランプのアメリカはイランに対して承服しがたい要求を突きつけ、意図的に緊張を高める手段に打って出るはずである。
このような状況にあって、まがりなりにも国際政治学者を名乗るのであれば、単に他人事のような解説のみならず(持論が通用するか否かは措くにしても)、
何らかの処方箋を記す努力を自己の持てる能力一杯に為すべき時だろう。
にも関わらず、この人物はいったい何をやっているのだろうか。
素人まがいのゲーノー役者の不倫騒動に飛びついて、一夫一婦性がどうのなどとにわかに騒ぎ始めたではないか。
どんなネタについて騒ぐか騒がないかは個人の自由の範疇だと言うならそれを認めるのも吝かではないが、しかし、
日本に数少ないであろう(弁の立つ?)自称国際政治学者が、日本の国際関係上(外交上の)危機に際して、何ら参考にすべき解説も意見も出せないようなら、
もうその大袈裟な肩書きは外し「電波芸者」もしくは「Twitter芸人」を名乗ってから口をきいてほしいわけだ。
ちなみに、今は亡き文芸評論家の吉本隆明は、人間の幻想領域(=言語によって成立している意識の領域)を、個的幻想・対幻想・共同幻想の三領域に分けて、
人間(集団)を分析する際の基礎概念とすべきことを示した。
これはかなり説得力のある見方だと思っていて、
三浦なる人物が突如としてのめってみせる不倫問題は、対幻想の領域となる。
一方、三浦が専門にしているはずの国際政治は、共同幻想相互の関係性、間=共同幻想のあり方を考察するものだ。
この二つの領域は、明らかに位相を異とするものであり、三浦は間=共同幻想の問題を論じられないなら大仰な肩書など放り投げてみせるべきだと言っているわけだ。
ホント最近はこういう羊頭狗肉系の人物ばかりがメディアのお稚児さん役を演じていて、うんざりするばかりなのだが、
冒頭に前提知として示した通り、三浦を職業人としての「電波芸者」とみなせば、
特定の上層部からは極めて受けの良い、勤勉かつ誘惑的なスピンの達人(スピン・ドクター)という評価も可能になろう。
そういうこと。