【大河ドラマ・いだてん】 評論家 「私が考える最大の視聴率低迷理由は、視聴率低迷という報道の過熱だ。 風評被害のせいだ」at MNEWSPLUS
【大河ドラマ・いだてん】 評論家 「私が考える最大の視聴率低迷理由は、視聴率低迷という報道の過熱だ。 風評被害のせいだ」 - 暇つぶし2ch1:影のたけし軍団ρ ★
19/12/14 10:35:50.81 m+ZJtcKj9.net
評論家 スージー鈴木

「#いだてん最高じゃんねぇ」というハッシュタグがある。
NHK「いだてん」後半の主人公=田畑政治(阿部サダヲ)の口癖をもじった「いだてん」応援タグである。
12月15日の最終回に向けて、このハッシュタグが、ここ数日かなり盛り上がっている。
世間的には盛り上がらなかったという烙印を押された格好の「いだてん」だが、
コアな層はいよいよピークを迎えつつあるという「2層構造」になっているのだ。
今回は、最終回を目前にしたこのタイミングで、この「2層構造」の実態を総括したいと思う。
「いだてん」の1年間を冷静に振り返りつつ、最終回に向けた期待を述べてみたい。

視聴率の低迷にあえいだ「いだてん」

正直、「いだてん」の1年間は苦闘の1年間だった。視聴率が低迷し続けたのだ。
初回こそ15.5%を記録するも、だんだんと高度を下げ、2月10日放送の第6話で9.9%と初の1ケタ台に落ち込み、
それから12月8日の第46話に至るまで、実に41話連続で1ケタ台が続いている(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
それどころか、不幸にもラグビーワールドカップ(日本対スコットランド戦)の裏で放送されることになった第39話は何と3.7%で、
大河ドラマ史上最低視聴率を更新することとなる(第39回「懐かしの満州」はいわゆる「神回」だっただけに惜しかった)。
視聴率低迷の原因は、すでに多く語られているが、まずは「大河(ドラマ)らしくなさ」だろう。
「ある1人の歴史的英雄の人生を、1年間かけてじっくりと追っていく」のが「大河らしさ」とすると、
金栗四三や田畑政治という(西郷隆盛や明智光秀に比べたら)無名の2人を主人公としたことは、大河ファンの需要と合わなかったはずだ。
また、今年2月の段階で筆者が本連載「大河『いだてん』からそれでも目が離せない理由」で指摘した、
「情報洪水」とでも言うべき、展開がやたらと忙しい濃密な脚本も、シニア層を多く含有する大河ファンから忌避されたと思われる。
さらに、競合の脅威にもさらされた。そう、テレビ朝日「ポツンと一軒家」である。こちらの視聴率は絶好調で、10%台後半を安定的にたたき出し、
9月29日放送分では史上最高の20.8%を記録している。
「いだてん」から流出した大河ファンのシニアが、「ポツンと一軒家」の視聴者として収容された感がある。
わかりやすい番組名や(参考:本連載「『ポツンと一軒家』の人気に貢献する番組名の妙」)、番組内容が、
単なる「一軒家めぐり」にとどまらず「一軒家に住む人の数奇な人生めぐり」となっていて、
ある意味、大河ドラマ的な要素を含んでいたことも、「いだてん」にとっては不幸だったろう。
しかし、筆者が考える最大の視聴率低迷理由は、「視聴率低迷という報道の過熱」である。
毎週月曜日にネット上で拡散される「『いだてん』また視聴率低迷」という文字列が、
新規層、特にヤング~ミドル層の新規流入を阻害するに十分な(逆)効果をもたらしたと思うのだ。
「『今売れてます』という情報がさらなる『売り』を生む」(ゆえに多くの広告が「今売れてます!」と主張する)という傾向は、
今に始まったことではなく、むしろ沈静化してきていると思われるのに対し、「今売れてません」というネガ情報は、SNSの普及の中で、さらに影響力を強めている。
「視聴率低迷という情報がさらに視聴率を低迷させる」―「視聴率が低迷しているのだから、どうせつまらないドラマなんだろう」
と表面的に解釈された結果、新規流入が滞った。
「いだてん」視聴率低迷の背景には、このような「風評被害」の部分も大きいと見るのだ。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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