19/11/20 17:45:13 uFu0MU4t0.net
織田自身も大学の勉強で苦労していた過去から
学生目線の意見を大学に伝えてくれると誰もが思っていた
学生たちも、自分たちの年に近い
実績のある若い指導者が来てくれると喜んでいたのだ
しかし、喉元すぎればなんとやらなのか
学生たちから練習機会を奪うような施策を
監督に就任した信成は打ち出していった
当初は自分たちが担ぎ出した監督でもあるから
その方針に従っていたが、織田派閥を含んだ
学生たちに泣きつかれ、コーチ陣は織田に反旗を翻すことになる
結果、信成は部内で孤立してしまった
学生からも、あからさまに後ろ指をさされるようになる
ここで織田信成の中でひとつの被害妄想が形成される
今の状態は自分のことを嫌う濱田が主導してやったことで
他のコーチ陣や学生たちは、濱田を恐れて自分を遠ざけているだけなのだ、と