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女子マラソンにしても、現地時間では夕方の6時スタート。
野口みずきがトップでゴールした瞬間、現地では夜の8時半頃であり、日本では概ね深夜2時半頃であったのである。
日中の気温33℃を引きずったまま高低差実に200メートルのコース、何か別のトライアル競技とした方が良いのではないかと思える過酷な条件下で、今回のマラソン競技はおこなわれた。
その結果として、女子選手82人の参加者中、棄権が16名という惨事となり、その中には現在の世界最高記録を持つイギリスのポーラ・ラドクリフ、前回シドニーでの銀メダリストのリディア・シモン等も含まれている。
ゴールした選手も次々と熱中症で倒れ、優勝者の野口みずきや、準優勝のヌデレバ等が、嘔吐に苦しみすぐにインタビューに答える事が出来ないというような異常な事態まで起こった。
これでは同じコースで古代ギリシャ軍の兵士が、勝利の伝令を届け息絶えてしまったのも納得がいき、まさに死者が出なかった(?)だけでもこの企画はよしとしなければならないようだ。