19/11/08 17:29:46 ZjnFMehR9.net
5階級制覇はやはりダテではなかった。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝(7日、さいたまスーパーアリーナ)で、WBA正規&IBF王者の井上尚弥(26=大橋)と激闘を演じたWBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)は、レジェンドの底力を改めて世界中に証明した。全盛期を過ぎた36歳という年齢から下馬評では圧倒的不利。海外ブックメーカーのオッズでは井上勝利が一時は1.1倍を切ったほどだったが、“フィリピンの閃光”は随所に輝きを見せた。
2回に代名詞の左フックをクリーンヒットさせると、その後もプレッシャーをかけ続けた。11回に左ボディーでダウンを奪われても、驚異的な精神力で立ち上がり、井上の猛ラッシュに最後までカウンターの左フックを狙い続けた。
日本の誇る“モンスター”との打ち合いに一歩も引かない姿には、ネット上でも「ドネアすげえ」「ドネアの強さをむしろ実感」「ドネアの姿に感動した」と称賛の嵐だった。
試合後は「井上が真のチャンピオンであると証明した試合だったと思う。これまで自分のパンチをあれだけ受けて耐えられるボクサーはいなかった。今は素直におめでとうと言いたい」とコメントし、潔く敗北を認めた。検査のため病院へ向かう際も、関係者に何度も「アリガトウ」と日本語であいさつ。誇り高い敗者であり続け、本紙昨報通りその評価は揺らがなかった。井上との再戦にも期待が高まりそうだ。
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