19/10/20 09:13:27.44 dpAuGGae9.net
ネットで芸能人へ誹謗中傷はOUT! 川﨑希さん勇気ある一石
元AKB48メンバーの川崎希さんが自身のブログで、無銭飲食をしたなどと書き込んだ相手や、
妊娠発表をした際に、「流産しろ」などとメッセージを送った相手を特定する「発信者情報開示請求」を行ったことを明らかにし、ニュースになりました。
「発信者情報開示請求」というのは、簡単にいうと、掲示板などのサイト管理者とOCNやドコモなどのプロバイダーを通じて、
ネット上で誹謗中傷投稿を行った者の契約者情報の開示を求める手続きです。
名誉毀損罪などの刑事告訴や、慰謝料請求の民事裁判のために行われます。
以前に、お笑い芸人らが発信者情報開示請求を行ったというニュースはありましたが、
川崎希さんのような快活なイメージの芸能人が発信者情報開示請求を行い、その事実がネガティブにとらえられずに広く拡散されたことは、
芸能人や著名人の名誉の回復などにかなり大きな影響を与えたと思います。
芸能人や著名人は、ネット上で事実無根の誹謗中傷を受けたとしても、従来は芸能人としてのイメージ、
芸能事務所のイメージを守るために耐え忍んでいたケースが多いでしょう。
しかし、今回の川崎希さんの発信は、この芸能界の常識に一石を投じ、
今後、芸能人や著名人による発信者情報開示請求がどんどん行われていくという結果をもたらすのではないかと考えます。
その結果どうなるか。芸能人に対する匿名投稿だから大丈夫と思って、
好き勝手に誹謗中傷をしていた人は、芸能人による発信者情報開示請求と刑事告訴や民事訴訟提起によって個人特定されます。
そして、犯罪者として氏名だけでなく、(良いかどうかは別にして)その家族の個人情報まで拡散される結果にもなりかねません。
決して大げさな話ではなく、これは合理的に想定される事態です。
髙橋裕樹弁護士
「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、
企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。
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