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13日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で展示内容への抗議、脅迫などを理由に中止となっていた名古屋市内で開かれていた「表現の不自由展」が8日に2か月ぶりに再開となったことを報じた。
安全確保のために入場を制限するなどの対応が取られ、会場の外ででは名古屋市の河村たかし市長は抗議活動を行った。
今回の再開にジャーナリストの青木理氏は「あのまま中止ってなっちゃうと、脅迫とか嫌がらせとかで展覧会を中止にできちゃうという前例になるという意味でかろうじて再開、数日間ですし、再開されたことは良かった。実行委員会とか津田大介芸術監督の努力を評価したいなと思うんですが」とコメントした。
その上で「いくつか問題は残るんですね。こんだけの厳戒態勢でしかやれないというのが、今の日本の表現の自由の現状をを表している」とし「当初、政権幹部を含めてあの展示内容にいろんな評価をするのは構わないんですけど、脅迫とかが起きたのにむしろ、それをあおったような形に政治がなっているという問題点がひとつ」と指摘した。
さらに「それからもうひとつは補助金の不交付問題ですね。全額不交付を後で決めたら今後、こういう展覧会は政権とか政府が気にくわないもの、あるいは気にくわなそうなものを自粛、萎縮する方向に働きかねない」と示した。
その上で河村市長の行動に「河村市長は、ご自身がどんな見解を持つのは自由なんですけど、彼は市長であって直接の権限者なんですから、ああいう形で行動するっていうのは、どういう形で影響を残すかっていうことを考えないといけない。課題はまだたくさん残されたなという気はします」と指摘していた。
2019年10月13日 10時24分スポーツ報知
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