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2019-07-20 04:00
大阪・ABCラジオの人気深夜ラジオ番組『誠のサイキック青年団』のパーソナリティーを務めていた、タレントの北野誠(60)と作家の竹内義和氏(64)が、2009年3月の最終回以来、10年ぶりの共演を果たすことが、20日までにわかった。
『サイキック青年団』は1988年4月にスタート。北野と竹内氏が芸能、社会、政治などから下ネタまでを話題にしながら、独自の目線で面白おかしい「トーク番組」として長年、絶大な人気を誇り、大瀧詠一さん、aiko、漫画家の大友克洋氏らが熱狂的リスナーとして公言するだけでなく、とかくマスコミの“業界内聴取率”が高い番組として有名となっていた。
一方で、過激な芸能界の裏ネタや邪推されたトークも多い点などから、番組で取り上げたタレントのファンや事務所からのクレームが番組宛や局に殺到。93年には、人気女性歌手のヘアヌード写真集を痛烈批判したことから法的措置にまで問題が発展し、2009年には番組内および関連イベントで不適切な発言があったとの理由で、3月で突如番組が打ち切りに。4月末には北野が涙の謝罪会見を行い、無期限で活動を謹慎することとなった(翌年2月に謹慎から復帰)。
それ以降、交わることのなかった北野と竹内氏が10年ぶりに共演。その背景には、大の『サイキック青年団』リスナーである“サイキッカー”角田龍平氏の存在があった。KBS京都『角田龍平の蛤御門のヘン』関係者によると、角田氏が2人と親交があり、今年3月に北野が番組に出演した際に「2人で共演するなら、角田の番組かなー」と語ったことをきっかけに、角田氏が「これはやらないといけない」と一念発起し、実現に向けて動き出したという。「サイキックといえば夏」というイメージが強いことから、このタイミングでの出演となった。
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(最終更新:2019-07-20 04:00)