19/07/13 05:41:12.33 rPks2wVc0.net
>>57
「クレヨンしんちゃんの戦国大合戦」の原恵一、「火垂るの墓」の高畑勲もこの映画の監督と同じようなことを口にしてた。
「そもそも体型が違う、顔つきが違う、骨格のレベルで違う。和室での和服を着た振る舞いが出来ない。プロップの調達
さえできない。ロケ地さえない。だからアニメでやる」と。
中島本町をアニメで再現したのだって、そこに住んでる人たちを実写で出しても「実際に住んでたナントカさんを演じた俳優
のカントカさん」にしかならないから、「限りなく本物に近い偽物」になっちゃう。
ちなみにアニメを見た呉のおばちゃん方は、「偽物なのに本物」「気がついたら偽物だということを忘れてた」って言ってた。
実写界の人は「ヤッパリジッシャジャナキャジッシャノホウガスゴインダ」って言うから「なんでそう思うの?」と聞いたら、昭和30年代の
作品を引き合いに出す。
そりゃその時代は大戦を生きた人従軍経験者、空襲を免れた町並み農耕馬などが沢山いたしあったし、プロップも調達
しやすかったし、和服での和室での所作も板についてたからでしょうがと呆れるより他なかった。
今はそれらが全て失われてるのに「昭和30年代は実写で出来たから」と実写でやって滑稽ですっとこどっこいなものを
作ってるのに気付いてないんだよねえ。