18/11/24 14:14:34.77 CAP_USER9.net
>>1の続きです
■その土地の民度は「ゴミ出し」に表れる
引っ越し先の近辺を歩いてみて、周りの集積所がきれいに使われていれば、おそらく各箇所でグループになり、きっとゴミ当番制を敷いて、担当の人間が責任を持って片付けていると考えていい。そういうところに属している人間ならば、袋に燃えるゴミだろうが、燃えないゴミだろうが構わず入れてしまえという発想にはならない。
普通の人なら担当者の顔が思い浮かんで、あそこの人は分別もできないのかと陰口をたたかれるかも、と思うので分別するものだ。
ゴミ当番のことを話していれば、おのずとそこに誰が住んでいるということも知ることになり、自然とあいさつもするようになる。
近隣の人たちとコミュニケーションを取りたくないという人にはおすすめできないが、昨今子どもを狙った犯行の多くは、地域の関係が失われているのが原因だと言われて久しい。こういう場所だと近所の人たちが顔見知りなので、あの子はあそこの子で今日も元気よく遊んでいる、と声はかけずとも見張る「目」がそこにできる。ファミリーで住むのであればおすすめだ。
逆に冒頭でも述べたが、集積所が汚いところはあまり近所の人達の「目」が行き届いていない。集積所が汚れていても、誰も片付けようとせず、気にもしない。100%ではないが、治安が悪いと言われている地域の集積所は汚いことが多い。
治安が悪いと言われている地域は、普通あまり住みたいとは思わない。知らずに住んでしまった人は仕方がないが、知っていたのに入居する人は何らかの理由があってそこに住む。あまり人とかかわらないで過ごすことができるので、結果自分だけのルールで生活できる。そういう人が数多くいれば、自然と集積所は汚くなる。汚いゴミを見れば自分も少しくらい汚しても大丈夫だと思うようになる。きれいなところは汚しにくい。
歩いている人も、汚い集積所を見てゴミ捨て場のように扱うので、缶やコンビニで売っているチキンの骨などをそのままポイ捨てする。するとゴミ出しもますますいい加減になってくるという負のスパイラルに陥る。
ツイッターで上記のことを書いた時に、こんなコメントをいただいた。
「僕は不動産屋を営んでいますが、お客さんには、住む前に近くのコンビニのゴミ箱を見ることをすすめます。家庭ゴミでパンパンになっているところは、あまり行儀のいい地域ではありません」
僕はやっぱりなと確信した。「自分だけ良ければいい」という考えはゴミ出しに表れる。
■ゴミでしかわからない情報
そして、ゴキブリ用殺虫剤がやたらと出る地域がある。それも1軒、2軒ではなく、その辺り一帯に多く出るところがある。ということはその辺りにはゴキブリが多く出ているということである。これもゴミでしかわからない情報だ。
僕が分析するに、川沿いで古い民家が多いところがその傾向にあるような気がする。こういう地域に引っ越しを考えている方がいたら、不燃ゴミを見るのがおすすめだ。逆に良い情報を得るなら、スーパーの袋を見るといい。
この場所だったら、3つくらいのスーパーに行ける範囲なのにと思っていても、一人勝ちのように同じスーパーの袋しか出ていない地域がある。察するに、断然、そのスーパーが便利さと安さを兼ねている。
それに同じスーパーの袋がたくさん出ているならば、きっとそのスーパーのレジ袋は有料じゃないと推測できる。スーパーの袋で出していいということはゴミ袋もわざわざ買わないで済む。安いうえにゴミ袋代もかからない。何より安いスーパーが近くにあるというのは心強い。ゴミが出ている時間にリサーチしなくてはならないので大変だと思うが、賃貸ならまだしも、もし家を買うんだったら、そのくらいしてもいいと思う。
以上、滝沢不動産、いや滝沢清掃員がまとめると、上手な引っ越しのコツは3つ。
①集積所を見る
②ゴミの内容を見る
③コンビニをチェックする