18/04/14 20:55:45.35 cqJwMFpq0.net
北海道日本ハムファイターズの大渕隆スカウトディレクターは金の卵を探して
日本全国を巡る中、野球人口減少の惨状を見聞きしてきた。
「時代の流れとして、野球は淘汰されるんだなと感じています。
ダイバーシティと言われる中、競技も多様化されて当然。それなのに野球界では
『巨人、大鵬、卵焼き』の流れがまだあると思っている人がいます。
日本に野球があって当たり前だと思う感覚を早く捨て去らないといけない」
過去10年間のデータを見ると、小・中学生の野球離れは著しい。
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2007年と2016年の人数を比較すると、小学生は19%、中学生は32.7%の減少だ。
子どもの総数自体が減っているとはいえ、その減少幅は7.7%だから、少子化だけが
野球離れの原因ではない。加えて言えば、サッカーの小・中学生年代にあたる
第3・4種人口は同時期に6%増えている。
とりわけ深刻なのが地方だ。
伝統的に野球の盛んな青森県弘前市では、スポーツ少年団に登録する小学生の数が
2006年の1113人から2016年には343人に減った(弘前市役所文化スポーツ振興課調べ)。
青森県高校野球連盟の高橋聡理事長が現状を説明する。
「五所川原では5校連合にしないとチームが成立しないほどです。
来年夏の100回大会に向けて、春にならないと出場校すら確定できない。
これまではそういう学校が1つ、2つでしたが、今はそういうレベルではありません」
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