18/02/09 11:54:40.82 CAP_USER9.net
昨秋の日馬富士暴行事件に始まった相撲界の一連の騒動は、日本相撲協会の理事選に貴乃花親方が出馬し落選したことで、収まるのだろうか。そもそも、なぜここまで騒ぎは大きくなったのか。長年相撲を見続けたファンとしてだけでなく、現在はNHKニュース番組で本場所の予告コーナーも担当するエッセイストの能町みね子さんに一連の騒動をどう見るかを聞いた。
--能町さんは週刊文春の相撲に関する報道に抗議の意味を込めて、同誌での連載を休載されましたね。
能町みね子(以下、能町):下世話な話題にせよ、独自の切り口があるものと思ってそこには敬意を持っていた週刊文春ですが、今回の大相撲についてはほかのテレビや週刊誌とまるで同じ方向を向いて、協会側の不祥事のみを過去にさかのぼってほじくり続けています。
協会側の不祥事の存在は確かですが、現在係争中である貴乃花部屋の不当解雇をめぐる裁判や、その過程で発覚した貴ノ岩や貴乃花親方自身の暴行疑惑には一切触れないという姿勢には、何者かへのいわゆる「忖度」を感じて幻滅しました。
当初は降板を考えましたが、ただ発言機会を失うのでは私が損するだけですし、かといって、相撲の記事が載るたびに掲載誌への批判をしなければならないのにも嫌気がさして、この騒動が落ちつくまでは少なくとも休ませてもらいたいと思いました。
私の休載で週刊文春の姿勢など