17/12/11 23:57:44.18 vrhTpZZF0.net
>>863
URLリンク(www.excite.co.jp)
しかしだ。これも実際には、このメールを送った事実も文面も、詩織さんは『Black Box』で明記している。
そして、理由についても〈忘れたい気持ちがあり、これはすべて悪い夢なのだと思いたかった。
まだ体の痛む箇所もあり、混乱する頭も麻痺しているようだった。私さえ普通に振る舞い、忘れてしまえば、
すべてはそのまま元通りになるかもしれない。苦しさと向き合い戦うより、その方がいいのだ。と、どこかで
思ったのだろう〉と、隠すことなく正直に書いている。
URLリンク(www.huffingtonpost.jp)
例えば、伊藤さんが被害を受けた数時間後に、相手からかかってきた電話に普通に応対していることや、
3日後には伊藤さんから相手に相談内容について進捗状況を伺う短いメールを送っていることに対して、
「レイプされてそんなことができるだろうか?」などと疑問の声が上がっている。
アマゾンのレビューには、「殺されるかと思うほど怖い思いをし、レイプと確信した女性が、その後自分から、
あのようなメールを送る。どう言い訳をしてもどう見ても多少の(性行為の)同意というものが垣間見えてしまう」
などの書き込みがあった。
全く違う体験ではあるが、私は昨年9月、長男出産後に妻が亡くなり、「魂を奪われた」ような気持ちになった。
そんな自分の体験と照らし合わせてみても、伊藤さんの行為に不自然さは全く感じなかった。
妻を亡くした直後、私は現実逃避でしかこの悲劇を乗り越えられないと思った。新生児の息子と二人っきりに
なったら、妻を失った喪失感に押しつぶれそうになるため、できる限り家族や友人と一緒にいるようにした。
さすがに就寝時までは一緒にいることはできず、消灯した瞬間、妻を失った現実が一気に表面化し、暗闇に
そのまま自分が飲み込まれてしまうような孤独感に襲われた。
伊藤さんも同じように、元TBS記者と何もなかったかのように接することでしか、生き延びることができなかった
のではないか。
全く違うケースだから比較しようがないが、私も、妻が亡くなって4時間後に、妻の執刀医(過失致死罪で起訴)に
会いに行った。