17/12/04 15:45:32.15 CAP_USER9.net
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(続き)
★トークバトル
小島氏「経験なら川島、長谷部、長友らがいる。頼る必要ない」本田氏「求められる守備…香川、本田は厳しい。岡崎は決定力疑問」
小島 本田、香川は呼ばなくていいだろう。経験が必要というなら川島、長谷部、長友らがいる。本田、香川に頼る必要はまったくない。
本田 本田は、欧州主要リーグより目劣りするメキシコリーグだし、香川は所属チームで試合に出たり出なかったり…。必要ないかな。
小島 彼らを選ぶより若手に経験を積ませて、世代交代を円滑にするというメリットもある。
本田 コンディションがもっとも大事。本大会直前にピークを持っていった選手を選ぶべきだろう。
小島 今のハリルホジッチ監督のシステムだと本田のサイド、香川のインサイドハーフは、物足りないし、力不足に思えるね。岡崎はワントップではちょっと厳しい。サイドなら使い道があるかも。
本田 そうだね。どのポジションでも、1トップでさえも守備が求められる。戦い方はシンプルでいい。守ってカウンター。そうなると、香川、本田は厳しい。走り回れる岡崎の存在は貴重だが、決定力に疑問が残る。
小島 両サイドは、守備は当然だが個人で勝負ができて、豊富な運動量とスピードが求められる。だが、今の本田には、そのどちらもない。インサイドハーフも守備ができて、その上で攻撃に転じることが求められているが、香川の守備はおぼつかない。
本田 ただ、11月のブラジル戦とベルギー戦を見た感じでは、攻撃が物足りなかった。攻撃の切り札に香川がなるような気もするんだけどね…。
小島 代表では11人で12人分の仕事をしないとW杯では難しい。それができる選手をハリルホジッチ監督は選ぶだろう。
★記者の目
昨年11月。先発を外されそうになった本田はこう言った。「俺はこれまで代表で自分の力で道を切り開いた。代表にふさわしい選手かどうか自分で判断できる」。あれから1年。本田、香川、岡崎はW杯最終予選で1点ずつを取ったに過ぎなかった。代表にふさわしいかどうかは、数字が冷徹に示したのだ。
選手は好不調のアップダウンを繰り返しながら成長するもの。低迷期に入っても腐らず努力することが重要だ。低迷期の本田や香川は謙虚にアピールするしかない。しかし、「エース」などと呼ばれるとプライドが邪魔をしてくる。
11月の遠征で落選した香川は「理由はわからないし、逆に聞きたい。僕自身はそれなりにやってきた」とぶ然とした。彼らをロシアに連れて行き、ベンチに置くとなった場合、裏方に徹して水やタオルを運ぶだろうか。不満分子になると、チームは内部から崩壊する。 (サッカー担当キャップ・浅井武)
主なW杯“サプライズ落選”
★FW三浦知良(1998年フランス大会・岡田武史監督) W杯直前合宿(スイス)で、MF北沢、DF市川とともに落選。サングラスにハンチング帽をかぶって帰国。髪を金色に染めてファンに衝撃を与えた。「魂を向こう(フランス)に置いてきた」という名言も残した。
★MF中村俊輔(2002年日韓大会・トルシエ監督) 世界レベルのFKキッカーとして高く評価されていた中村はまさかの落選。トルシエ監督は「精神面などの理由で私のグループには入らない」と親しいフランスサッカー協会関係者に明かした。中村は会見で「もっと強くなる」と宣言。悔しさをバネにレベルアップを誓った。
★FW久保竜彦(06年ドイツ大会・ジーコ監督) ジーコ監督は「日本FW陣の核になると期待している」と話し、W杯出場は当確かと思われたが、腰やひざなどを痛め、体調面の不安を拭いきれずに落選。FW巻誠一郎が逆転選出された。
(終わり)