暇つぶし2chat MNEWSPLUS
- 暇つぶし2ch2:�場に足を運んだ観客に話を聞くと「子どもはチームに所属しているが、自分自身で野球をした経験は無い」、「野球のルールはよく分からない」など、スポーツ好きそうな中年男性からも日本ではちょっと考えられないような答えが返ってきた。 年に一度のオールスター戦ということで、地元ケーブル・テレビ局のフォックス・スポーツによる中継も行われ、解説はMLBのブルージェイズなどでプレーし、日本のプロ野球でも日本ハムや巨人でリリーフ投手として活躍したマイケル中村氏が務めた。現在家族が住むメルボルンで、スポーツ用品販売などの仕事をしている中村氏は「オーストラリアの野球レベルはだんだん上がってきているが、メディアの注目度が低く、試合に観客があまり集まらないのが残念だ」と話した。 ◇選手は“兼業”、豪州プロ野球界の実情 オーストラリアに最初に野球をもたらしたのは、1850年代にビクトリア州で起きたゴールド・ラッシュでやってきたアメリカ人鉱夫たちで、金鉱のあったバララットで初めて野球チームが結成されたという。97年にはナショナル・チームがアメリカ遠征を行うなどしたが、その後はマイナー・スポーツとして低迷。1989年に8チームによるプロ・リーグが発足したものの、財政難などで長続きせず、MLBなどが出資して現在の6チームによるABLが再開したのは2010年のことだった。 ラグビーやクリケット、サッカーなどに比べ、国内ではいま一つ盛り上がりに欠けるオーストラリアのプロ野球だが、大リーグ通算105本の本塁打を放ち、MLBのオールスター戦出場も果たした元中日ドラゴンズの「ディンゴ」ことデービッド・ニルソン捕手を筆頭に、これまで多くのメジャー・リーガーを輩出してきた。また、英語圏という利点を生かして高校・大学レベルからMLB入りを目指して渡米する選手も多く、現在約30人の選手がアメリカのメジャーとマイナー・リーグに所属しているという(独立リーグを含めると100人以上)。 このように選手個々の身体能力が高いオーストラリアは、国際大会で好成績を残すこともあり、04年のアテネ五輪では史上初めてオール・プロで挑んだ日本代表チームを倒し、銀メダルに輝いている。 とはいえ、1年に3カ月半のシーズンで、公式戦は基本的に週末のみ。平均的なABL選手の報酬は、月に約1,000豪ドルで、アメリカなどのプロ野球でプレーしている選手でなければ、基本的に別の仕事を持っている。例えばメルボルン・エーシズのドゥシャン・ルジッチ投手は平日ビール工場で働き、シドニー・ブルーソックスのジョシュ・ディーン選手は高校の特別養護教師、パース・ヒートのティム・ケネリー選手は消防士……という具合だ。 また、時には数万人の観客で埋まるラグビーやサッカーの試合と違い、ABLの公式戦が行われる球場は小ぢんまりとしている。オールスター戦が行われたメルボルンの球場には外野席は無く、一塁側内野席は広場になっていて、まるで近所の公園のようなベンチと長いすが置かれているだけ。その周りにホット・ドックやビールなどを売る屋台が軒を連ねている。 かつてゴールドコーストに存在したプロ野球チーム「クーガーズ」の元オーナーで、現在ABLの国際渉外部長のデニー丸山氏は「今までABLはMLBのファーム的性格が強く、今後は日本や韓国、台湾などアジアのプロ野球や独立リーグとの連携を強化していく必要がある」と語ってくれた。




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