17/01/16 17:11:11.66 CAP_USER9.net
3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第4回大会で世界一奪還を目指す
侍ジャパンのチーム編成は結局、竜頭蛇尾に終わった。旧態依然の大リーグ機構(MLB)の壁を崩せなかった。
日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーは事あるごとに
「侍ジャパンは最強のメンバーを編成して世界一奪還を目指す」とゲキを飛ばしている。
しかし、日本人大リーガーはアストロズ・青木宣親外野手が出場するだけ。
最も必要としていた投手陣は、抑えとして待望論があったカブス・上原浩治をはじめ、
先発のレンジャーズ・ダルビッシュ有、ヤンキース・田中将大、ドジャース・前田健太らは
いずれも所属球団から難色を示され不参加が決定的。「最強のメンバー編成」とはほど遠いのが実情だ。
「野手はともかく、公式戦開幕直前に、主力投手を故障のリスクのあるWBCに出すわけがない」という
メジャー球団側の姿勢は旧態依然で全く変わらない。
熊崎コミッショナーは「過去3大会で1度も優勝していない米国代表が、今回は本気で勝ちに来る」とみていたが、
なんのことはない、米国は過去3回と同じく建前と本音を使い分けていただけだ。
大リーグ通の球界関係者は「米国代表でも、参加を表明していた大リーグのエース級がここにきて案の定、
故障などを理由に辞退を始めた。
最初から大した選手が誰も出場しないとわかってしまうと、チケットの前売りなどに響くから、参加する姿勢をみせただけ。
見え見えでしょう」と吐き捨てる。
米メディアは「WBCは今年の大会を最後に消滅するかもしれない。
主催のMLBは持ち出しが多く、興行的に大きな赤字だからだ」と盛んに報道し危機感をあおっているが、
MLBは従来通り日本人大リーガーの参加をメジャー各球団の判断に任せてまるでひとごと。
相変わらずエース級の“出し惜しみ”も黙認している。
それでいて「このまま赤字ならWBCをやめるかもしれない」とは身勝手もいいところだ。
実際はジャパンマネーを吸い上げるだけ吸い上げたから、そろそろ撤退の潮時とでも考えているのだろう。
逆に、そろそろ日本の方からWBCに見切りをつけるべきではないか。
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