16/12/17 09:12:17.09 CAP_USER9.net
2020年東京五輪・パラリンピックの3競技会場の見直しが決着したことを受け、大会組織委員会の森喜朗会長は16日、「大変結構なこと。時間はかかったが、計画通りになってよかった」と淡々と述べた。競技団体や自治体を巻き込んだ騒動で、メダルラッシュに沸いたリオデジャネイロ五輪の余韻は吹き飛んだ。組織委内や地方自治体から「都民や国民全体から五輪への嫌悪感が出てきている」と懸念の声が出ている。
これまでも経費削減のための会場見直しは行われてきた。既存施設の活用を勧めた国際オリンピック委員会(IOC)の中長期改革「アジェンダ2020」を受け、都と組織委はバスケットボールなどの会場を都外に変更して約2000億円を圧縮した。3月末には都、組織委、政府の3者が顔をそろえ、費用分担の見直しや、その他の会場の経費削減にも着手したが、「五輪予算の適正化」を掲げた小池百合子知事の就任で作業は止まった。
その小池知事が代替候補に挙げた横浜アリーナ(横浜市)はバリアフリー化に課題が指摘されるなど、提案前の検証が不十分だった。ある政府関係者は「手法は違っても経費削減という目的は森会長も小池知事も同じ。二人三脚で戦略を練れば、こんなことにならなかった」と振り返る。
会場整備費用を抑えるために、他県が開催を引き受けたことで会場は7都道県に�