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【メジャーリーグウオッチ】 カストロ死去でキューバ球界は衰退へ
11月25日にキューバの前国家評議会議長のフィデル・カストロが死去した。
キューバ国民の多くが「社会主義は嫌いだが、フィデルは好きだ」という理由は、カストロの人間的な魅力とともに、
政治的な不自由さと引き換えに、貧しいながらも「公平な社会」をキューバにもたらした実績によるところが大きい。
その意味で、政界を引退してからも国の精神的な支えであったカストロの死は、キューバという国のあり方そのものに根本的な影響を与えるだろう。
それでは国技である野球にはどういった影響があるだろうか。
「ニューヨーク・ジャイアンツのスカウトがカストロという若者の名前を有望選手に挙げていた」という逸話や、
「もしカストロが大リーグに入っていたらキューバ革命は起きなかっただろう」という冗談が示すように、カストロと野球の関係は浅からぬものがある。
1860年代に米国人の船乗りが野球をもたらして以来、キューバの人々は野球を最高のスポーツとして楽しんだし、
優れた選手を育成するために国営のベースボールアカデミー網が敷かれている。
メジャーでは今季開幕時点で23人のキューバ出身の選手がロースター登録されており、米国以外ではドミニカ、ベネズエラに次いで3番目に多くの選手を輩出している。
しかし、現在、若い世代を中心に人気を集めているのは、世界の他の国々�