16/08/23 10:17:19.58 CAP_USER9.net
2020年に東京五輪を開催する日本は、22日にマラカナン競技場で行われたリオ五輪閉会式でも世界の注目を集めた。
日本に与えられた時間はわずか8分間。
だが、その短い時間でフレームが光る六面体を使ったダンサーたちの印象的なパフォーマンスを行った。
これだけではない。マラカナン競技場に設置された電光掲示板には、東京五輪のPR映像が映し出された。
右傾化や平和憲法改憲推進などで周辺国との確執が深刻になっている状況だが、
日本はそうした面を見せることなく、憎らしいほど楽しく平和のメッセージを伝えた。
日本は漫画やゲームのキャラクターなど全世界の人々が気軽に楽しめ、
身近に感じているポップカルチャー(大衆文化)をキーワードにPR映像を作った。
映像にはサッカー漫画の主人公「キャプテン翼」、漫画キャラクター「ドラえもん」、グッズ・キャラクター「ハローキティ」、
ゲーム・キャラクター「パックマン」が相次いで登場。
大衆文化を通じて日本の「ソフトパワー」を強調しようという戦略だった。
PR映像のハイライトは、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクター「マリオ」だった。
1985年に初めて登場して以来、200以上のテレビゲームに登場しているマリオは、
PR映像で日の丸を象徴する赤いボールをリオに届ける役割を担った。
映像で日本にいたマリオは地球の反対側のブラジル・リオまで貫通している土管に入る。
そして土管を通り抜けると、マラカナン競技場に設置された実際の土管状のステージから飛び出したのは安倍晋三首相だった。
これまで光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放を記念する日)を含め、
在任の4年間に一度も戦争加害国として謝罪していない安倍首相が、漫画やゲームのキャラクターのように明るく、
マリオの象徴である赤い帽子をかぶって現れたのだ。その帽子には東京(TOKYO)という文字が刻まれていた。
安倍首相は「日本政府は最善を尽くして東京五輪を最高の大会にする」と言った。
ややこっけいにも見えたが、マラカナン競技場を埋め尽くした観客は熱狂した。
第二次世界大戦の日本の被害国だった韓国・中国などアジアの報道陣だけが沈黙を守った。
閉幕式には次期五輪開催都市の市長や知事が出席して国際オリンピック委員会(IOC)委員長
から五輪旗を引き継ぐ「フラッグ・ハンドオーバー・セレモニー」がある。
2014年ソチ冬季五輪閉会式の時は、次期(18年)開催地・江原道平昌郡の李錫来(イ・ソクレ)郡守=当時=が受け取った。
安倍首相はこの日、小池百合子東京都知事がトーマス・バッハIOC委員長から五輪旗を受け取った後、サプライズで登場した。
外信各社は「日本は首相をマリオにして登場させ、強烈なインパクトを残した」などと好感を持って伝えた。
安倍首相を「スーパー安倍マリオ」と呼ぶ外信報道もあった。
朝鮮日報:記事全文
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