16/07/17 13:22:04.50 CAP_USER9.net
「いま、テレビはそんなに重要なものじゃなくなっちゃったのかな。ニュースはいちばん早く見られるけど、なきゃ困るというものでもない。
いろんな媒体があって、いろんなものを見ているからね。CDだって全然売れないですよ。無料で配信しているものを聴いたり、気に入ったら買うくらいで。だからレコード会社はどこも厳しいですよ」
そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第64回のゲスト・作曲家の小林亜星さん(83)。
『寺内貫太郎一家』でおなじみ“昭和のガンコオヤジ”のイメージが強いですが、中山の質問にぽつり、ぽつりと丁寧に会話される姿が印象的でした。そんな2人のトーク、スタートです!
中山「亜星さんが作曲を始めたころは、いろいろなことが始まっていく時代ですよね。海外の音楽も入ってきたりとか」
小林「日本人は世界中で流行している音楽に興味があってね、イタリア、フランス、アメリカもそう。世界中の流行が日本の流行でもあったんです。
でもいまはね、外国でどんな音楽がはやっているか誰も興味ない。これが不思議なんですよ。国際化どころかアメリカのチャートがいまどうなっているかなんて知らないじゃないですか」
中山「一方で少し前にK-POPブームがやってきて、いまだに人気が続いている気がしますが、なぜでしょう」
小林「韓国の音楽的な才能は日本人の比じゃない。みんなうまいですよ。古賀政男さんだって、子供のころ朝鮮にいらして、そこから