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米マーベルが最新ドラマ「アイアン・フィスト」の主人公にアジア系俳優を起用しなかったことに対して批判が集まっていると、The Wrapが報じた。
「アイアン・フィスト」は、「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」に次いでNetflixで配信予定のドラマで、鋼鉄の拳を持つ武闘家ダニー・ランドを主人公にしている。
このドラマの主演には「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる英俳優フィン・ジョーンズが決定しているが、マーベルにはアジア系俳優が演じるヒーローが存在しないことから、ソーシャルメディア上では批判の対象となっている。
マーベルコミックの原作者であるマージョリー・リウは、「『アイアン・フィスト』は、東洋学者の白人男性がアジア女性に入れ込むという設定のため、アジア系俳優を起用すればその侮辱的な設定を弱めることができた」とTwitterに書き込み、多くの賛同を集めている。
最近は、アカデミー賞の俳優部門ノミネートが2年連続で白人だけだったため、「白すぎるオスカー」として社会問題にまで発展。スーパーヒーロー映画の世界でも多様性の欠如が問題視されるようになったようだ。
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