16/02/05 06:35:28.36 CAP_USER*.net
覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された元プロ野球選手、清原和博容疑者（４８）が警視庁組織犯罪対策５課の調べに対し、
覚醒剤の入手先について「しゃべるつもりはない」と供述を拒んでいることが４日、分かった。
同課は入手先に暴力団が関わっている可能性があるとみて調べているが、供述内容によっては“報復”が避けられず、清原容疑者はさらに追い込まれている。
打席に立つだけで球場全体を威圧した巨体が、警察車両の中でおびえるように縮まっていた。
清原容疑者を乗せた車は午前８時４０分ごろ、１００人以上の報道陣が待ち構える中、東京・警視庁から東京地検へ向かった。
調べに対し清原容疑者は、覚醒剤の所持について認めるだけでなく「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」とも供述。
警視庁組織犯罪対策５課は、覚せい剤取締法違反（使用）容疑でも立件する方針だ。
しかし、清原容疑者は“完落ち”してはいなかった。逮捕容疑となった覚醒剤の入手方法だけは、
かたくなに口を閉ざしていることが、捜査関係者への取材で判明した。
同課は、暴力団関係者から購入した可能性があるとみて、覚醒剤を使うようになった時期や経緯を調べているが、
清原容疑者は「入手先についてしゃべるつもりはない」と供述。「誰かと一緒に使ったり、譲り渡したりするためのものではない」と自身の範囲内に収めようとしている。
逮捕容疑はあっさりと認めながら、入手先だけは明かそうとしない理由について、警視庁元刑事で作家の北芝健氏は「暴力団の報復を恐れているからだ」と指摘した。
「清原容疑者は関西の暴力団との関係を酒席で公言していただけでなく、関東の２つの暴力団員とも会食するなどの関係があったと聞く。
この３団体は暴力団における『メジャー』で、覚醒剤の入手先が末端の密売人だったとしても、うかつに話せばどこかにつながってしまう」（北芝氏）
清原容疑者を逮捕したのは、薬物と銃器犯罪を担当する同課の中でも、有名人の薬物疑惑を捜査する「特命班」。
一昨年夏に歌手のＡＳＫＡ（５７）を逮捕した際には、複数の暴力団関係者を摘発した。
今回も“３メジャー”にたどりつくべく、押収した４台の携帯電話の通信記録を解析し、清原容疑者の人脈や、覚醒剤の入手ルートを調べている。
東京地裁は４日、清原容疑者について１０日間の勾留を認める決定をした。北芝氏は「入手ルートを明らかにしないと保釈はない、
などと説得するだろう」と今後の取り調べを予測。最愛の息子２人との再会を遠ざける勾留延長は避けたいが、話して保釈されても外で待つのは供述への報復。
自分の犯した罪の重さを改めて思い知る１０日間が始まった。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
サンケイスポーツ 2月5日(金)5時0分配信