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橋下氏に面会するといって来日しながら、なぜか直前にキャンセルした金福
童(87)と吉元玉(84)の 2人は、大阪市内で開かれた集会には参加した。
朝鮮新報によれば、「金福童さんはまず、14歳の時に軍需工場に連れて行く
と騙され、南洋群島の戦場に慰安婦として送られた」という。
彼女が最初に送られたのが南洋群島(パラオ・サイパンなど)なのか広東な
のかという事実が、 同じ記事の中で食い違っている。さらに金は「広東か
ら香港、マレーシア、スマトラ、インドネシア、ジャワ、シンガポール…、
前線地帯の戦地を日本軍と共に転々とした」という。日本軍の部隊でも、こ
のように太平洋を数千kmも移動した将兵はなく、まして慰安婦がそれに随行
することはありえない。
金は87歳というから、「14歳の時」というのは1939年か40年だ。そのころ朝
鮮半島に徴用令は出ていないのです。
金は「アジア各地の前線を転々とし、8年間、慰安婦を強いられた」という。
慰安婦になったのが1939年だったとしても、8年たったら1947年。そのころ日
本軍は存在しない。各地の民間の)売春宿を渡り歩いていたのではないか。
もう一人の吉元玉は、毎日新聞によれば「11歳だった1940年から旧日
本軍の慰安所で兵士の相手をさせられた」という。11歳というのは小学5年
生で、当時は初潮もなかっただろう。これは現在の年齢と辻褄を合わせるた
めの嘘だと思われるが、集会でも慰安婦としての体験は具体的に何も話して
いない。
田渕記者の信じる慰安婦の「証言」は、みんなこんなものだ。このように二
転三転し、歴史的事実と矛盾する「証言」をいくら集めても、証拠能力はゼ
ロである。今回、彼らが橋下氏との面会をドタキャンしたのも、事前の市当
局との話し合いの中で反対尋問に耐えられないと支援団体が判断しためだろ
う。嘘ばかり!