16/01/07 11:27:44.63 CAP_USER*.net
アメリカは「イスラム国」による中東情勢緊迫化に、何ら有効な手立てを打ち出すことができない。
オバマ大統領の求心力は下がるばかりで、積極策を打ち出そうにもイラク戦争の悪夢がよぎる。
アメリカ帝国の終わりの始まり同盟国の存在感低下を、日本はどう捉えるべきか。
このたび新刊『大東亜論第二部』で日本人の精神性の復興を説く小林よしのり氏が、
国際政治学者・三浦瑠麗氏と「新時代の安全保障」を語り尽くした。
小林:パリ同時多発テロをきっかけにフランスでは軍に志願する若者が増えていると聞くけど、
もしも日本でテロが起きたときに「おれが戦う」という若者が出てくるのか。
わしは懸念しているんですよ。善悪の問題ではなく、国民国家とは国民が自国を守るものでしょ。
それなのにこんなにアメリカに依存していて日本は大丈夫なのか、と。
三浦:アメリカに対する日本政府の態度は、北朝鮮や中国の脅威が自覚された頃からずっと問題ですね。
アメリカのシンクタンクなどの人が良く本音ベースで言うのですが、なぜ安倍政権や官僚はアメリカの政権や官僚に対してあんなに遠慮深いのかと。
日本の政治家や官僚は慎重に言葉を選び相手の気分を害さないよう気を遣う。でも米国ではそうしたやり方で尊敬を勝ち得ることはできません。
まずは信頼関係を築き、自らがどんな原則に則