15/07/25 10:30:48.44 *.net
低迷が続くフジテレビが今春、勝負をかけて大型改編を敢行した際に誕生した新番組が、軒並み苦戦を続けている。
そうしたなか「９月での打ち切りが最も濃厚」といわれるのが、意外にも“視聴率男”と評判の有吉弘行（４１）がＭＣを務める
「おーい！ひろいき村」（土曜午後７時）だ。そのウラには、春の改編の責任者だった前編成部長が異動した影響があるとみられている。
「おーい！ひろいき村」は番組サイトによると、全国の自治体で行われているさまざまな活動を盛り上げるべく、芸能人が体を張って参加するというコンセプトのバラエティー。
昨秋から月曜深夜に２５分番組として放送されていたものが、「今春の大型改編の目玉の一つ」として、ゴールデンタイムの１時間番組に昇格となった。
最近多くの冠番組を持つ有吉だけに期待されたが、視聴率は１桁台を低迷。６月２０日放送分では３・８％を記録。
その後、大幅に上昇する兆しはなく、直近の今月１１日放送分も４・８％にとどまり、ネット上などでは「ついに有吉の時代も終わったか」などと言われている。
とはいっても、フジが今春開始した中で低迷している新番組はこれだけではない。最も深刻なのは、安藤優子キャスター（５６）がＭＣを務める情報番組「直撃ＬＩＶＥ グッディ！」（月～金曜、午後１時５５分）だろう。
今月１４日の放送では、第２部が過去最低の１・１％を記録した。
さらに安藤が「グッディ」に移ったことでリニューアルされた夕方のニュース番組「みんなのニュース」（月～金曜、午後３時５０分）はもっとひどく「ニュースとしては致命的な数字」（フジ関係者）。
また、お笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建（４２）と歌手・森高千里（４６）が司会を務めている「水曜歌謡祭」（水曜夜７時５７分）なども低視聴率にあえいでいる。
フジの今春の改編率は全日が３６・６％、ゴールデン（午後７～１０時）が４３・８％、プライム（午後７～１１時）が４２・９％という、異例の超大幅改編だったが、今のところ完全に失敗。
だが、そうはいっても、すべての番組が９月で打ち切りになるわけではない。
「まず『水曜歌謡祭』は、亀山千広社長の肝いりで始まったから、簡単には終わらせられない。
『グッディ』も、系列局のローカル番組をムリヤリ終わらせてまで全国ネットで始めたからね。
どっちも『大幅なテコ入れはあるかもしれないが９月打ち切りはない』というのがもっぱらの見方」（フジ関係者）
だが「ひろいき村」は少し事情が違う。本紙で既報した通り、フジは夏の人事で、春の改編の責任者である編成部長を「バラエティ制作センター」室長に異動させた。
実は「ひろいき村」を猛プッシュしてゴールデンに移行させたのは、この前編成部長だったという。
「有吉は、前編成部長のお気に入りだったんです。『ひろいき村』については『深夜では人気があるが、ゴールデンには向いていない』という声が強いなか
前編成部長がゴリ押ししてゴールデンで始めた経緯がある。でも前編成部長はもう異動になってしまったし、視聴率も低いから、もうゴールデンで続ける理由がない」（同）
また同番組でアシスタントを務めるのが先日、「９月いっぱいで退社」との報道が出たカトパンこと加藤綾子アナ（３０）だ。
「深夜の時のアシスタントは三田友梨佳アナだったが、春の改編で『グッディ』を担当することになったので、わざわざ看板アナのカトパンを付けた。
でもこの番組が９月で打ち切りになったら、カトパンも退社しやすくなるかもしれないね（笑い）」（同）
番組終了となれば、カトパンの進退にも影響が生じるかもしれない？
（視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ）
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
東スポWeb 7月25日(土)10時9分配信