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せこい話だがアトランタに根拠を置いていたWCWというプロレス団体も、
傲慢経営とつまらない試合で一時期の人気をなくしつつあったけれど、
親会社となっていたテレビ局のTBSが湯水のように金をつぎ込んで
レスラーの高額ギャラを保障して、業界筋は「安泰だ」と言っていた。
ところが親会社のタイム・ワーナーがAOLと合併するに当たって
赤字部門の切り捨てを指示して、TBSはあっさりWCWを放棄。
結局そのWCWは、プロレス業界のライバル団体だったWWEに
パテント・契約・過去の映像権利まですべてを含めて格安の値段で
買い叩かれてしまった。
くしくも同じそのタイム・ワーナーがドジャースと超長期契約を結んで
だからMLBは安泰!なんて言われてるけど、テレビ視聴環境が根底から
覆ろうとしているアメリカで、またワーナーは合併・買収の波の中にいる。
まあMLBはテレビ局の子会社にはならないだろうけれど、数字が
取れない番組が高額の契約金で鎖に繋がれると、飼い主の言うままに
されるのはどこの世界も同じこと。
まして未来がないといわれ、テレビマネーがなければ赤字必至の
MLBを買収と赤字部門切り捨てを繰り返している放送業界が果たして
いつまで面倒みてくれるものか。
アメリカは変わる時は本当に早いからねえ。