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男子シングルス準々決勝でジョコビッチに敗れ、コートを後にするナダル(AP)
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ラファエル・ナダル(29=スペイン)がトップ10陥落の危機を迎えた。テニスの全仏
オープンは3日に男子シングルス準々決勝2試合が行われ、大会9度の優勝を誇る第6シードの
ナダルは、大会初優勝を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)に5―7、
3―6、1―6のストレートで完敗。0―4とリードされてから追いついた第1セットこそ
接戦だったが、最後まで主導権は握れなかった。
ナダルが全仏で敗れたのは09年4回戦のロビン・ソデルリング(スウェーデン)戦以来
これがわずか2回目だ。しかし、前回の番狂わせとは異なり、今回は完全な力負け。全仏での
ナダル時代の終焉すら予感させるものとなった。「これが人生」と敗北を受け入れたナダルは
「ノバクがほとんどの時間を支配していた。彼が自分よりもよかった。それだけのシンプルなこと。
相手が自分よりよければ、こういうことになる」と相手の強さを認めた。
昨年優勝のポイントを大量に失うため、大会後の世界ランキングでは現在の7位から10位に
後退することは確実。さらに15位のジョーウィルフリード・ツォンガ(30=フランス)が
決勝まで勝ち上がった場合は11位まで落ちる。トップ10陥落となれば05年4月以来。
昨季後半を右手首の故障や虫垂炎の手術で棒に振り、今季も復活への道のりはまだまだ険しい。
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