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「営業局長などを歴任した、『営業畑のエース』です。これまでは営業がカネを稼ぎ、使うのは編成制作というのがテレビ局内の構図でしたが、
これからはカネを稼ぐ人間が偉い、という会社からのメッセージでしょう。
稲木さんを編成制作にしたのは、広告が取れるような企画を出してほしい、という思惑もある」(編成制作局幹部)
常務から専務へと昇格する幹部がもう一人。大多氏と同じく'61年に入社した、報道・情報制作担当の鈴木克明氏(56歳)だ。
「次期社長の可能性もある人物ですが、報道・情報を任される鈴木さんに求められているのは、
今年4月期にスタートした平日昼の情報番組『直撃LIVEグッディ! 』が、日テレの『ミヤネ屋』に勝つこと。
鈴木さん本人は『(MCの)安藤優子さんには申し訳ないが、たとえキャスターを変えても番組を続ける』と意気込んでいます。
ただ、視聴率が1%台にまで落ち込むこともある『グッディ! 』で、果たして『ミヤネ屋』に勝てるか……。
相当厳しいでしょうね」(前出のプロデューサー)
昨年7月にも、フジテレビは全社員のうち3分の2にあたる約1000人の大異動を断行して話題を呼んだだけに、現場からはこんな不満が噴出している。
「昨年の異動は、実際には部署の名前が変わっただけというものもあり、1000人を入れ替えたわけではありません。
ただ、局内が混乱し、しばらく落ち着かなかったのは事実です。そして今年はまた、役員が大きく変わる。
そうなれば当然、各部門の方針にも変化が出てくるでしょう。視聴率を獲れと言うわりには、腰を据えて企画を練る環境は整っていないんです。
それに、これらの人事を亀山千広社長(58歳)が決めているのなら、まだいい。一枚岩となって業務に当たれますからね。
ただ実際には、現場をまったく知らない社長の『上』が決めているとなれば、やる気は出ませんよ」(前出のプロデューサー)