15/05/27 22:50:07.75 11WayO8L0.net
米国のリンチ司法長官は「組織的で根深い腐敗が続いてきた」と述べた。
ＦＩＦＡのブラッター会長は起訴されていないが、組織運営に影響が出るのは確実だ。２９日に会長選が予定され、ブラッター氏の５選が確実視されてきた。
司法省によると、起訴状は１９９１年から不正が続いてきたと主張。
北南米地域でのサッカーの国際試合をめぐる放映権やマーケティングの権利をめぐる金銭の授受のほか、１０年の南アＷ杯の開催地決定や、１１年のＦＩＦＡ会長選をめぐる賄賂のやりとりも起訴の対象になっているという。
支払われたり、支払いの合意がされたりした賄賂の総額は１億５千万ドル（約１８５億円）を超えるという。
一方、スイスの検察当局は同日、２０１８年と２２年のワールドカップ（Ｗ杯）開催地決定について容疑者不詳のまま、不正行為の疑いなどで捜査を開始し、関連書類などをＦＩＦＡ本部から押収したと発表した。
１８年のＷ杯はロシア、日本も立候補した２２年はカタールの開催が決まったが、いずれも決定の経緯で疑惑がついてまわってきた。
米司法省によると、起訴されたのはＦＩＦＡのウェブ、フィゲレド両副会長ら国際サッカー組織の幹部や元幹部９人▽アルゼンチンと米国のスポーツマーケティング会社の幹部４人▽両者の仲介役を果たしたブラジル人１人。
ウェブ副会長はケイマン諸島籍、フィゲレド副会長はウルグアイと米国の重国籍。
このほか、ＦＩＦＡの元幹部ら３人とブラジルのマーケティング会社の幹部が既に非公表の手続きで有罪を認めているという。
有罪になれば、個人の被告は最大で禁錮２０年の刑になり、米国籍があるフィゲレド副会長はさらに重い刑になる可能性があるという。
（ニューヨーク＝中井大助、ジュネーブ＝松尾一郎）
会長選直前にとんでもないことになったな