15/03/16 18:09:57.21 mDrHNLV40.net
小林よしのり コラム
●福島第一原発から汚染水が海に流出していると聞けば、その周辺の海域から獲れた魚は食べたくないと思うのが人情だ。
わしも震災直後は意識的に福島産の酒や食品をレストランで選んだりしていたが、
最近ではどこの県だって美味さで競争してるのだから、分け隔てなく美味いものを食すようになってきた。
しかし福島第一原発から汚染水が海に流出していると聞けば、その周辺の海域から獲れた魚は食べたくないと思うのが人情だ。
風評被害は良くないと言っても、海に汚染水垂れ流しは事実なんだから、やっぱり東電は批判されるべきだろう。
一時期、原発推進派から、東電バッシングしても無意味という議論が出されたが、
その連中は今こそ汚染水を飲んだ魚を食いたいと実践しているのだろうか?
膨大な量の汚染水タンクも、いつか海に垂れ流すしかなくなるのだろう。
放射性汚染物の最終処分場も見つかるはずがなく、
限定的な処分場とされた地域が実は最終処分場になるに決まっている。
国民は、利権を死守したい者たちが積み重ねる既成事実を、なんとなく受け入れるだけ。