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【ロサンゼルス時事】米大リーグ、ドジャースの監督を約20年にわたって務め、野茂英雄投手の成功を助けたことでも知られる
トミー・ラソーダさん(米国)が7日、死去した。93歳だった。同日夜に自宅で心肺停止に陥り、搬送先の病院で死亡が確認された。
ラソーダさんは昨年11月に病院の集中治療室に入り、年明けに退院したばかりだった。
現役時代は投手。1954年にドジャースで大リーグにデビューし、3年で1勝もできずに終わったが、76年のシーズン終了直前に
ドジャースの監督に就任すると、77年からナ・リーグ2連覇。81、88年にはワールドシリーズを制覇した。
95年に近鉄から移籍した野茂を積極的に起用し、大活躍に導いた。96年途中に健康上の理由で退任。
背番号2はドジャースの永久欠番になった。監督通算1599勝1439敗。97年米野球殿堂入り。
2000年シドニー五輪では米国監督として金メダルを獲得した。
監督退任後はドジャース球団副社長を務め、06、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではアジア親善大使として貢献。
長嶋茂雄氏らとも親交が深く、日米野球交流の功績により08年に旭日小綬章を受章した。
大リーグのマンフレッド・コミッショナーは8日に「ラソーダさんは最も優れた監督の一人。情熱とカリスマ性とユーモアで国際的な
著名人となり、野球の発展に貢献した」との声明を出した。
ソース:時事通信
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