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2016.6.8 10:29
ダイヤモンドリーグのバーミンガム・グランプリ男子100メートルを制したコリンズ(中央)。
5月には40歳にして9秒台を出した=5日、バーミンガム(ゲッティ=共同)
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男子陸上短距離界で、4月5日に40歳を迎えたスプリンター、キム・コリンズ(セントクリストファー・ネビス)が快進撃を続けている。
昨今は選手寿命が延びているとはいえ、瞬発力勝負の男子100メートルで5月に9秒93を出すなど驚異的な記録を連発。
8月のリオデジャネイロ五輪に向け「年齢は関係ない。まだまだ強くなれる」と衰えることのない情熱を口にする。
今月5日に行われた英国でのダイヤモンドリーグ第6戦、バーミンガム・グランプリの100メートルを10秒11で優勝した。
鋭いスタートから中盤で加速し、米国勢ら強敵を抑えて混戦を制した。「若い選手に『両親が自分のファンだ』と聞いた時は笑ってしまった。
彼らが自分を倒すようになれば引退も考える」と米紙に冗談めかすなど意気盛んだ。
母国はコロンブスが“発見”したカリブ海の小国。五輪は1996年アトランタ大会から出場し、世界選手権は2003年パリ大会の100メートルで金メダル。
上背はさほどないが、3月の世界室内選手権でも健在ぶりを発揮。04年アテネ五輪金メダリストで34歳のジャスティン・ガトリン(米国)も「彼の走りは自分に大きな刺激を与える」と感嘆する。
コリンズは長く競技を続けられる理由を問われ「体調管理が一番。走りは体が覚えている」と地道な鍛錬の重要性を語っている。
(共同)