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2016年2月16日 12時25分 デイリースポーツ
タレントの坂上忍が、番組MCを務めるフジテレビ系「バイキング」(月~金曜、前11・55)の企画で街歩きしていたところ、2014年11月に連載終了した少年ジャンプの大ヒット作「NARUTO-ナルト-」の作者・岸本斉史さんに偶然出会って近況を取材し、その模様が16日に放送された。
坂上が又吉直樹と共に戸越銀座を街歩きしていたところ、呼び込まれて入った郷土料理店が岸本さんの義母・田中はつ江さんが経営する店だった。
田中さんの長女と結婚している岸本さんは、折から店を訪れていて坂上に紹介された。
目の前にいきなり「NARUTO」の作者が現れて、坂上と又吉はびっくり。「今、何をやってるんですか?」と尋ねた坂上に、岸本さんは「何もやってないです。連載が終わって自由の身なんで」と、ボサボサ髪に革ジャンといったラフな格好だった。
1999年に連載開始した「NARUTO」は全700話、単行本全72巻で終了。累計発行部数は世界で2億部を超え、それを聞いた坂上らは「やってられないよ」と絶句した。
次回作について尋ねると、「やっぱりプレッシャーになりますね。前に書いた物を超えなきゃと思うと、どんどん自分で縛りを作るから難しいです」と話し、芥川賞受賞後、まだ次作を完成させていない又吉をうなずかせた。
又吉は「せめて『自分はこれは大好きだ』という作品を書けた方が楽しいと思いますね」と、2人だけが知る世界を語り合っていた。
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