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1月22日 5時49分
蜷川幸雄さん 体調不良で舞台延期
世界的な演出家の蜷川幸雄さんが病気療養のため、来月からさいたま市で上演する予定の舞台が延期されることになりました。
これは蜷川幸雄さんが芸術監督を務める埼玉県芸術文化振興財団が発表したものです。
それによりますと、蜷川さんは先月中旬、舞台の稽古中に体調を崩して軽度の肺炎のため入院し、その後も療養を続けているということです。
蜷川さんはみずからの半生を題材にした舞台、「蜷の綿ーＮｉｎａ’ｓ Ｃｏｔｔｏｎー」の演出を担当し、来月からさいたま市で上演する予定でしたが、
稽古が始まる今月になっても体力が十分に回復せず、現場で演出をするのは難しいということで本人の希望で公演の延期を決めたということです。
財団では蜷川さんの体力が回復ししだい公演を行う予定ですが、今のところ時期は未定だということです。
蜷川さんは公演の延期について、「悔しい気持ちでいっぱいです。早く回復して劇場に戻ります」とコメントを発表しました。
財団ではすでに販売された公演のチケットはすべて払い戻すとしています。
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