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「カトパン」の愛称で人気のフジテレビのエース、加藤綾子アナウンサー(30)が今年度末でメーンキャスターを務める「めざましテレビ」を卒業し、
4月末で同局を退社することが21日、分かった。昨年4月に30歳を迎えたのを機にフリー転身を決意。10社以上の芸能プロダクションから勧誘を受けていた。
独立秒読みと言われ、注目を集めた加藤アナの去就が決まった。今年度いっぱいで7年間レギュラー出演した「めざましテレビ」を卒業。4月いっぱいで8年間勤めたフジテレビを退社する。
フリー転身を決意したのは、30歳を迎えた昨年4月。その意向を受け、10社以上の芸能プロダクションが獲得に動いた。
放送業界を代表する女性アナウンサーをめぐって、水面下で激しい争奪戦が繰り広げられた。
魅力は爽やかなルックスと確かなアナウンス技術。場を盛り上げるアドリブも評価が高く、大物芸人を向こうに回して物おじしない度胸の良さもある。
明石家さんま(60)や志村けん(65)らを虜(とりこ)にする“大物キラー”ぶりも発揮しており、人気も将来性も高い。
それだけにフジテレビは慰留に全力を挙げたが、加藤アナの意志は固かった。局側も貢献度を高く評価していたため、
円満退社が決まった。「めざましテレビ」の後任には永島優美アナ(24)らの名前が挙がっている。
加藤アナは08年に入社。新人時代から数多くの番組に起用され、テレビ各局の女子アナの中で常にトップクラスの人気をキープ。オリコンが集計する
「好きなアナウンサーランキング」では11、12年に連覇を達成した。フリー転身に向けた誘いはこれまでもあったが、
「自分を早くから抜てきしてくれた会社のためにも30歳までは懸命に働くと決めてきたようです」(同局関係者)という。
[ 2016年1月22日 04:55 ]
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