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【ブライトン(英南部)=内藤泰朗】「W杯史上最大の衝撃だ」-。英メディアは19日、ラグビーのW杯イングランド大会2日目にして、「ラグビー二流国」の日本が
優勝候補の強豪、南アフリカに劇的な逆転勝利を果たしたと、一斉に伝えた。「歴史的勝利をあげた桜の勇者たち」は、ラグビー発祥の地の英国をはじめ、
世界でジャパン旋風を巻き起こしている。
「誰もこんな結果を予想しなかった。今回の勝利は2019年にW杯を初めて開催する日本をどれだけ勇気づけたか」
BBC放送は一夜明けた20日朝、こう伝え、日本の大金星をW杯の6大衝撃事件のトップに置いた。
テレビ中継した英放送局ITVの解説者は興奮気味に「信じられない」を連呼。ラグビーの母国、英国での衝撃の大きさを印象づけた。
ガーディアン紙は、24年前に一度ジンバブエに勝利したことがある「二流国の日本」が、過去2回W杯で優勝経験がある「エリート国」を破ったことで「ラグビーは
もはや一部のエリート国が支配する時代ではなくなった」と断定した。
電子版のトップで「史上最大の番狂わせ」と伝えたデーリー・テレグラフ紙は、「負け犬」から脱し、エリートチームと果敢に戦って地元の心を完全につかんだ日本を
絶賛した。
一方、南アのメディアも敗れた南アチームへの批判より、日本の健闘をたたえる論調が目立っている。
日曜紙サンデー・タイムズ(電子版)は、ボクシングのヘビー級王者で無敵を誇っていたマイク・タイソンが、ジェームス・ダグラスに初めてノックアウト負けを喫した
一戦(1990年)に「匹敵する」と表現。「南アは勝利を期して試合を始めたが、日本は威圧されることがなかった」と伝え、日本チームの戦いぶりに敬意を表した。
「日本が大金星」のニュースはインターネットを通じても駆け巡った。
世界中で大ヒットした小説「ハリー・ポッター」の作者である英国人のJ・K・ローリングさんは、ツイッターに「こんな話は書けない」と驚きの声を書き込んだ。
23日に行われる第2戦の対戦相手は、英北部の強豪スコットランド。英記者は「格が下の挑戦者の日本がどんなプレーをするのか、目が離せなくなった」と語った。
世界に旋風を巻き起こした「ジャパン」への関心は高まる一方だ。
ソース 産経ニュース
URLリンク(www.sankei.com)
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