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☆バレーの森下洋子さん 生まれ育った広島へ思いこめて始球式 カープのユニフォーム着て
原爆の日の6日を前に、マツダスタジアム(広島市南区)での広島東洋カープ対阪神タイガース戦で、5日始まった「ピースナイター2015」。
同日の始球式でマウンドに立った同市出身の世界的バレリーナ、森下洋子さん(66)も被爆2世だ。
被爆者の母や祖母への思いを胸に、故郷のマウンドを踏みしめた。
森下さんは昭和23年に現在の広島市中区江波に生まれた。12歳でバレリーナを目指して単身上京し、49年にヴァルナ国際バレエコンクールで
金賞を受賞した。国内外で高い評価を受けてきたバレエの陰には、被爆者である祖母、山根晴代さんの存在があった。
晴代さんは、原爆で左半身に大きなやけどを負い、左手の人さし指から小指までが離れなくなった。手術をしたが、元通りに動かなかった。
それでも「親指は使えるわ」と話し、家事をこなしていた。つらい光景を目にし、悲惨な目に遭っていても、泣き言をいわなかった。
明るく生きる姿に「前を向くことの大切さ」を学んだという。
大のカープファンで、旧知の松田耕平・前カープオーナーに「もう少し投手が良かったらね」と話し掛けて驚かせた。
広島の復興に、カープが大きな力となってきたことも、自身の肌で感じてきた。
背番号は、名前の「洋子」にちなんで45番。「唯一の被爆国として、声を大にして平和の大切さを訴えなければいけない」と、白球に平和への祈りを込めた。
URLリンク(www.sankei.com)
2015.8.5 22:16
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