15/07/23 07:28:25.29
22日放送の「スッキリ!」(日本テレビ系)で司会の加藤浩次が、東芝の会計処理問題に切り込む一幕があった。
番組では、「不正会計処理問題」として東芝をめぐる騒動を取り上げた。
同社は、ある年度に利益が目標に達しない場合、次の期に見込まれる利益を前倒し、
損失は次の期に先送りする手法で利益を水増ししていたという。
利益の水増しは、2008年4月から2014年12月までの7年で1562億円に及ぶそう。
調査をしている第三者委員会の報告書には、東芝社内で利益拡大の要求を意味する
「チャレンジ」という言葉が繰り返し記しされているのだとか。
報告書によると、2008年当時の社長だった西田厚聡氏は
「営業利益+50億のチャレンジをお願いしたい。利益は+100億円改善がミニマム。死に物狂いでやってくれ」
という指示があったそう証券取引等監視委員会は、今後の調査で、有価証券報告書の虚偽記載にあたると判断すれば、
東芝に課徴金を課すように金融庁に勧告する方針だという。
この東芝をめぐる問題について、加藤は「粉飾決算になるんじゃないのって思うんですけど」と疑問を呈した。
評論家の宮崎哲弥氏は「事実上の粉飾決算にみえますよね」と、
加藤の意見に同意しながらも「(証券取引等監視委員会は)警察に対する刑事告訴は見送る公算が大きい」と説明した。
宮崎氏によると「ハッキリとした不正をやる指示がみられない」
「赤字をまったく架空の利益で黒字にみせかけたのではない」
との見解を証券取引等監視委員会が示しているそう。
加藤は「チャレンジと言って売上も変える、儲かっているようにしてる、みせかける。それは罪にならないの?」
と納得いかない様子をみせ、宮崎氏も加藤に同調し「投資家に対する裏切りになる」と見解を語った。
さらに宮崎氏は「日本を代表する企業ということだから、
(粉飾決算にしない)なのかもしれないという憶測もよんでしまいます」と語ると、
加藤は「それはおかしいと思うんだけどなぁ」と首をかしげて批判した。
今後の調査で、刑事告発の可能性もゼロではないが、宮崎氏が可能性が薄いことを解説すると、
加藤は「そうなんだ。なんか納得いかない感じしますけどね」と締めた。
(トピックニュース)
ソース
URLリンク(n.m.livedoor.com)