15/07/12 08:52:58.84
◇巨人11-2阪神
巨人が先発全員安打で今季最多に並ぶ11点を奪い、5連勝。1回に坂本のソロで先制し、
6回は阿部の2点打などで3点を加えた。7回には井端の1号2ランなどで4点。マイコラスは
5勝目を挙げた。阪神は藤浪が精彩を欠いた。
◇
最後まで手を緩めなかった。巨人は先発全員の15安打で今季最多タイの11点。
2度目となる5連勝は、首位にふさわしい盤石の試合運びで決めた。
「先制、中押し、ダメ押しと素晴らしい攻めだった。理想的な進め方。わが軍は得点に
飢えていましたから。どこかに勢いがあるようにみえる」。原監督が手応えを口にした。
猛攻は、坂本の一振りが呼び込んだ。阪神先発は6連勝で東京ドームに乗り込んできた藤浪。
坂本は「回を追うごとによくなる」とシミュレートしていた。ならば、序盤で攻略するのみ。
1回の第1打席では集中力をより高めていた。
3球目、真ん中への直球を見逃さずにフルスイングした。バックスクリーン左に飛び込む先制の6号。
9日に指揮官から受けたマンツーマン指導の効果が表れた一発は「久しぶりの感触」と
自画自賛する快打。難敵のリズムを狂わせた。
前夜(10日)の村田に続いて坂本も復調気配。貯金を3まで戻したチームには、
さらなる勢いが生まれそうだ。狙うは同一カード3連勝。原監督は「本来の姿が見えつつある」と自信をのぞかせた。 (川越亮太)
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