15/06/28 16:30:53.63
28日の阪神11Rで行われた第56回宝塚記念(3歳上オープン、GI、芝2200メートル、16頭立て、
1着賞金=1億5000万円)は、川田将雅騎手騎乗の6番人気ラブリーデイ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が
2番手追走から抜け出してGI初制覇を果たした。断然人気に推されたゴールドシップは、ゲート内で
立ち上がって大きく出遅れ、後方のまま15着に敗れている。タイムは2分14秒4(良)。
自分の競馬に徹した先に、栄光が待っていた。春のグランプリを制したのは伏兵ラブリーデイ。
ゴールドシップが大きく出遅れて場内に悲鳴とざわめきが残る中、2番手から冷静に
抜け出して押し切り、重賞4勝という大活躍の上半期を締めくくった。
波乱はスタートに待っていた。ゲート内で外枠の各馬がバタつくしぐさを見せ、
人気のゴールドシップも駐立が不安定な状態。ちょうどゲートがあくタイミングで大きく立ち上がって
致命的な出遅れを喫し、離れた最後方からのレースとなった。場内が大きくどよめく中、
先頭に立ったのはレッドデイヴィス。スローペースに落とした逃げを打ち、2番手にラブリーデイがつける。
その後ろにトーセンスターダム、オーシャンブルーが続き、ゴールドシップは鞍上が促しても進んでいかず、
4コーナーでも後方のまま。早々と圏外に去った。これと対照的にクールなレース運びを見せたのがラブリーデイ。
2番手から手応え十分に抜け出すと、ゴール前で猛追してきた同馬主のデニムアンドルビーを退け、
歓喜のゴールに飛び込んだ。クビ差2着が10番人気のデニムアンドルビー。
さらに1馬身1/4差の3着には11番人気のショウナンパンドラが入り、3連単は52万円台の波乱となった。
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