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☆中国で映画「ドラえもん」上映へ 日本映画新作は３年ぶり
日本で昨年夏に公開されたアニメ映画「ＳＴＡＮＤ ＢＹ ＭＥ ドラえもん」が28日午前、中国で上映される。
一般の映画館で日本映画の新作を上映するのは2012年７月の「ウルトラマン」シリーズ以来３年ぶり。
北京市内の映画館では同日朝から、上映開始を待つ親子連れの姿や、ドラえもんグッズを身に着けた若者の姿が目立った。
中国のミニブログでは「僕らのドラえもんが帰ってきた！」「キミは永遠の友達だ」といった書き込みが相次いでいる。
中国政府は、外国の新作映画の上映を年間約30本までと制限する。日本が12年９月に沖縄県の尖閣諸島を国有化して以降は、
日本映画の上映を一切認めなかった。昨年11月に安倍晋三首相と習近平国家主席が初めて会談した直後から、
日中双方の映画関係者が中国政府への説得を始め、ようやく上映にこぎ着けた。
23日には、習氏が日中関係の改善に意欲を示す演説をしたばかり。
中国の子どもにも広く愛されているドラえもんが、日中関係の改善ムードに追い風を吹かしてくれるのではないか、
と期待する外交関係者も多い。
2015/5/28 10:32
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)